1 週間の間、車にひかれた猫を僕が拾わなかったからきっと街は車にひかれた猫で溢れかえっているだろう。僕がいないとみんな何もできないんだから困ったものだ。やれやれ。
% emとしたら4日分のあってはならない日記があるの。少年隊の?そりゃ、ニッキ。って同じやん。それはともかく俺って何歳なわけ?ネタが古すぎ。あ、俺だって。普段僕とか私とかしか使わないのに。夢だから?ね、夢だから?そうだよね、夢だからそうなんだよね?なーーんだ。夢かぁー。
って待て。待て待て待て。待った。ちがあーーう。お前はミモーマモーか。うわわわ。現実逃避しているんだね。昔に戻りたいんだね?いあいあいあ。ううううう。奇妙な音出すなよ。ああ、自分につっこんでる。いつもの僕じゃないか。ところでどうすればいいの。
…フランス語。待てよ、その前の講義って計量経済学じゃないか。もしかして寝過ごして次の授業、つまりフランス語で起きたのか?ああ、そうだ。計量経済学つまらないから寝ていたんだ。ううう。実際にあったんだ。どうするの僕。もうダメ?裸なのも大声上げてのオナニーも先生の本投げつけたのも本当なの?ナノピコ。ピノコ。アンチョンブリケ。お迎えでゴンス。ゴンスゴンスのドラキュラ。そりゃ「ざんすざんす」や。こういうことしてもはじまらないんだよね。寝ぼけていたとはいえ、あんなキチガイなことを4日間もしていたのか。カラス。スズメ。メジロ。ロ…ロ…って何『鳥しりとり』してんだよ。しゃれ?『鳥』と『しりとり』の?んなもんしゃれになるかい。イヌ。ヌー。ヌ…ヌ…って何してんだよ!!
謝れば先生許してくれるかな?問題はそれだよな。全裸やオナニーはまぁ個人の自由だから。顔整形するか。いっそ。フランス語の先生よく僕の顔覚えていないだろうし。金ないよ、金。
「あ」
この日記を読んでいる皆さん。僕これからトイレ行ってソークーしてきます。だから少し待っててね。
(ここで『待ち』の音楽流れる。それはホルストの組曲惑星だった)
「おまた」
ん?どうした?なんか情報処理センターのまわりがやかましいじゃん。自殺?え!!フランス語の先生が!!車にひかれた猫に赤いおべべ着せて死んでたの?ノイローゼだったんじゃないの。うわー、助かりー。喜んじゃいけないけど僕としてはマンモスラッキー。僕は殺人犯じゃないよ。完璧なアリバイがあるもの。みんな僕がソークーしていたの知ってるよね。ね、みんな?
授業出る。
ああ、つまらないよ、それ。笑えない。じゃあ今日拾った車にひかれた猫を串刺しにしてモニュメントつくろうかな。もしくは頭にのっけて紐で落ちないように縛ってラッキー池田の真似とか。しねぇよ、ラッキー池田も。第一なんでラッキー池田?夢だから支離滅裂なんだね。って自分で慰めるなよ。慰める?でへ、家帰ろ。
次の瞬間僕は背を反って絶叫していた。長く長く、いつまでもいつまでも。
僕は外国の絵はがきにあるような美しい木立の小道を歩いている。前方に車にひかれた猫がある。僕はその車にひかれた猫を拾った。みるみるうちに僕の手は赤くなりどろどろと血を流しはじめた。猫はカッと目を開いて僕を睨み鋭く鳴いた。
僕は広い教室にいる。みんな下を向いている。先生は黒板にフランス語文法についてボンジュールよろしく長々と書いている。僕は声を裏返して叫んでみた。みんな一斉に僕を見る。これは夢じゃなかったみたいだ。恥をかいたので僕はもう帰るから出席カード頂戴と言ったらもう来なくていいと言われた。夢なら覚めて。僕は夢を破るためもう一度叫んでみた。みんながざわついている。夢じゃないんですか?と先生に聞いたら夢は寝てるときに見るものだと言われた。夢じゃないの?だから情報処理センターへ行って Emacs 立ち上げてこれ書いてます。もしこれが夢なら明日見たとき何もないはずだもの。家に帰って寝直すことにしました。
車が来た。前方に猫がいる。運転手と助手席の男は珍しいことに猫をひきたくないらしい。彼らの声が僕の頭に響く。
( 距離 9 メートル )
助手席:「押せ!!」
運転手:「押せない」
( 距離 6 メートル )
助手席:「パワー!」
運転手:「パワー!パワー!!」
助手席:「うわぁあパワー!!パワー!!」
( 距離 3 メートル )
運転手:「畜生!!」
助手席:「駄目だ!!」
( 距離 1 メートル )
運転手:「逆噴射」
どん
後ろにも猫がいました。
しかし、人間とは変わらないものだ。時間や場所が異なってもいつも最近のナニナニは乱れているとほざいている。そういう人たちのも昔から見れば乱れていると言われるのにな。
変わらないのは「乱れている」と考える愚かな考えだ。自分を絶対の基準としているのだ。常識なんてのもそうだ。大勢がそうだと思っているが、実は自分だけだったという経験があるだろう。
だが基準は必要だ。そのために私は■■が決めたことを世界のスタンダードとすることをお勧めする。ISO ( International Obara Standard ) を設立してはどうか?車で猫をひいている暇があれば■■の声に耳を傾けなさい。
フォントがおかしいね。
本当? ( しゃれではない )
絵を描いて。
えー!! ( しゃれではない )
「頭のネジが外れてる、って言う?」
だ。結果は恐ろしいことになった。674 人中 666 人が 「言う」 と答えたのだ!! 9 割以上がキチガイなのだ。言わない、や知らない、と答えた人はもの凄くバカモノに見えたが、これはきっとキチガイ共に精神病院に入れられないための偽装だろう。さすがは正常人。完璧な偽装だ。このような少数の選ばれた優秀なすんげー人たちでユートピアを作るのだ。
一つの質問では不十分なので「占いを信じるか」「幽霊を信じるか」「超能力を信じるか」「死後の世界を信じるか」「神を信じるか」「宇宙人を信じるか」も聞いた。やはり 8 割近くが信じると答えた。やっばー。やばやば。怖くなる。
おまけに彼らはキチガイで嘘つきなのだ。猫を車でひいたことがあるかの質問に「ある」と答えた人は 1 割もいなかった。地上に溢れるあの車にひかれた猫はどう説明するのか?それとも猫を車にひく年齢というのがあるのだろうか。調べてみる必要があるな。
「おや、ずいぶん弱気じゃん。」
あ、蛇口あるじゃないか。へー、 JIS 規格なんだー。980 円か。あ、生協内にあるみよしののおばさんが僕を睨んでる。目から光線出して撃退だ。ふっ、僕の光線を前におばさんは目を逸した。
あれ、この蛇口は以前融けた蛇口よりかなり短いや。う、いままでギリギリだった洗濯機のホースがこれでは蛇口に届かないじゃないか。アパートを縮めて洗濯機と蛇口の距離を縮めよう。なかなかの大技を繰り出さないといけないな。
「洗濯機の位置をずらせばいいじゃん。」
ああ、さっきから誰かが僕に語りかける。以前誰かが言っていた。頭のネジ外れているんじゃないの?と。外れてなくしたネジは仕方がないが、外れかけたネジはきつく締めておこう。どうやれば脳みそのネジにアクセスできるだろうか。
「耳から。」
ああああああああぁぁぁぁぁっっっっっっ。だまされた。痛い。うわぁぁぁ。僕が馬鹿だった。頭にネジがあるなんて考えているキチガイの言う通りにした僕が間違いだった。信じる者が馬鹿を見る。馬鹿を見る、ということは僕は馬鹿じゃないんだ。そうだとも。みんなキチガイだ。キチガイ共から見れば正常で天才の僕がキチガイに見えるのだ。ううう。痛い痛い。
ダリカレンダーのマリアなガラが僕に祈っているみたいだ。落ち着くんだ。KLF の CHILL OUT を聴こう。床中血まみれだ。暴れた僕が猫たちを踏んだんだ。足の裏が赤い。骨も刺さっている。掃除が大変だ。部屋がめちゃくちゃだ。でも、この機会に車にひかれた猫の置き場所とか変えよう。転んでもただでは起きない。さすがだ。
「自分で言うな。」
これで低速の Mosaic を使わないで済む。今まで日本のページにほとんど行ったことがなかった。 Mosaic で行くと遅くてストレス溜って死にそうだから。へぇー、国内でも結構アレなんですね。しかしこの世の中には日記がものすごい数あるね。
センターは土曜日は 16 時までしか開いていないのであまり Netscape で遊べずに帰らざるを得なかった。欲求不満だったので公園で遊ぶ子供たちと Netscape ごっこをすることにした。でもどう遊べばいいのか分からないので止めにした。公園の子供が車にひかれた猫を棒でザクザク突き刺しているのが見えた。子供は残酷だよね。止めさせるために僕は子供をザクザクと棒で突き刺した。
走る僕の前にいる。走る僕の横にいる。走る僕の後ろにいる。ずっと猫を見てたから、首が 180 度回ったよ。
おまけに前を見るために、右向いた顔を、右回す。それで 360 度。神経びちびち切れそうだ。血管もっと伸びてくれ。右向いた顔なら左に戻せとあなたはきっと思うだろう。僕もやっぱりそう思う。
怒りのゴングが鳴った。
買って気がついたがこの時計は目覚し時刻の設定が非常に面倒だ。この時計には目覚し時刻を指す針はなく、何時何分に目覚しが鳴る、という表示がある。この表示の変更は堅いダイアルで回すのだ。そのダイアルも指でつまんで回す式なら問題ないが、ダイアル部分が少ししか出ていないために指一本で回さないといけない。そのため現在の目覚し時刻から離れた時刻に再設定するには時間がかかり指の皮が痛くなる。
この目覚し時計の設計者はこの時計を使ったことがあるのだろうか?最近わけの分からない使いずらいユーザーインターフェイスとかが増えている。
6 桁の組の暗証番号を入れないと水を出さない蛇口とか、CM が始まると CM が始まりましたと表示し、 CM が終ると CM が終りましたと表示する TV とか、車にひかれた猫回収車自体が猫をひいてそれを回収しなかったりとか、Crtl + Alt + Meta + Del + Space + A + b + C + d としないと終了しないプログラムとか首をかしげたくなるものが氾濫している。あと操作マニュアルの解説を解説した本を解説した本を解説した本の解説本とかもあるし。
それに使わない機能だけが増えて、耐久年度が短くなった。車メーカーも猫が飛び出しても安心なんていう ABS 搭載とか自然にやさしいとか気違ってるし。
もしかして僕だけなのか。使いづらいと思っているのは。企業とかはお客様のお声を市場調査しているんだし、ユーザインターフェイスやマニュアルを考えたり設計したりする人は専門家とかなんでしょう?僕だけなんだ。正常なのは僕だけで人類はみんな気違いなんだ。正しいのは僕だけでみんな間違っているんだ。早く僕が地球を支配しないと世界は駄目になる。
人類絶滅していいから他の動物や植物を巻き込まないで。人民寺院みたいに集団自殺すればいいのに。人類全員集団自殺して。明日の 18 時に人類は集団自殺をすること。
車にひかれた猫ね、タレか火にマルク
なかなかのものだ。長いのに挑戦してみようかな。
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こりゃ大作だ。車にひかれた猫の墓の前にでもお供えしてお香かな。ぎゃはは。
…たまに自分が嫌になって死にたいと思うことはありませんか。だって性格検査で「たまに死にたくなる」なんていう項目があるんだもの。普通思うよな。思わない、とチェックするかどうかの判定なのかな。きっとみんな知っていて僕だけ知らなくて何も知らない僕をみんな笑っているんだ。僕のことみんなで笑っているんだ。
(というわけで奴は死にました。だから代わりに僕がなんか話したいと思います)
うう…
(あ、まだ生きてる。気にせずにいきましょう。えーと、何も考えていなかったからな。え?車にひかれた猫の話をすればいいの?それでは毎度ばかばかしい話を一つ)
パン食べたい…
(ある猫が車をずーーーっと見ていたんだよ。車に惹かれた猫、なんちて)
がくっ(←僕が死んだ擬音)
(そんでもってずっと車を見ていたもんだから車に轢かれた猫、お後がよろしいようで。私へのメールはここです)
死んでられない。
(え?)
だって今まで笑点見て笑ったことないんだもの。一度は笑える大喜利を見たい。前座で出たりするナポレオンズとかなんでかフラメンゴとかは笑えるんだけど。
(喜久蔵はいい人じゃん)
僕ナポレオンズのマジックする人を横浜港未来博で見たんだよ。観覧車に並んでたの。その時観覧車で結婚式やっててあの時ほど爆弾がほしかったことはなかった。
(もしかして私を無視してる?)
観覧車終わった後にお詫びとして粉状ポカリスエットをもらいました。
(完全に無視してるね)
じゃ。
(あ、あれ?私の車にひかれた猫漫談で終わっていいの)
大喜利並…。
赤い羽を考えた人は頭がいい。もし募金しても赤い羽がもらえなければ今よりずっと募金する人は少ないだろう。あんな赤い羽にもコストはかかるだろう。だが、その分を回収できるくらいに効果があるに違いない。
車に乗っても猫をひかない人と同じ割合で、赤い羽募金に募金しても赤い羽つけないような気がするね。
うふふ、じゃねぇよ。20 時までセンターにいてインターネットでポーンとか、借りてきた本ダーとか思ってたのに。まったく。青春アドヴェンチャー聴いてアブソリュートナイト聴いてオールナイトニッポン聴いて心の灯聴くことになるな。
あー、でも結構 VB の勉強になったな。ますます Visual C++ より VB が好きになった。頭疲れたし、散歩してついでに晩ご飯を買ってこよう。
もう少しで満月だ。月には猫がいるんだね、と思ったのは一瞬だった。なぜならそれは車にひかれた猫が吹っ飛ばされてちょうど月の前に来た一瞬を僕が見たからだった。
キキーーッ!!ドン。ブロロロロ…。
急ブレーキの音の後に鈍い音がして車はまた走り出しました。僕は音がした方へひらひらと飛んでいきました。そこには血を流したまだ温かい車にひかれた猫が落ちていました。僕は口にストローをくわえて道行く人にまるで密を吸うようにさもおいしそうに猫の血を吸って見せました。僕はチョウチョ。ひらひら舞う、ね。チョウチョなんだよ。だからちっともおかしなことじゃないんだよ。だってチョウチョなんだもの。
左に曲がって左に曲がって左に曲がって左に曲がって、ほら僕のアパートだ。あ、僕の猫だ。こんばんわ。さて、もう一回左に曲がって左に曲がって…真っ暗だ…左に曲がって左に曲がって…僕のアパート、だよね?暗闇で何も見えない。僕はさっき階段で目を細くして座っていた猫を呼んだ。返事がない。どこかへ行ってしまったのだろうか。でも4回左に曲がったんだから僕のアパートに決まっている。手探りでドアノブを探す。ダンゴムシやとかげや、なんだかぶよぶよしたヤツとか、毛が生えていてキーンキーンと鳴くモノとか触るとピリッと電気が感じるナニカとかが手に触れる。なんか汚いのとか触ってないだろうか。でもそういえば小学校の時に廣田のバイキンを感染しないよう永久バリアーと二重バリアーを何百回と張ったから大丈夫だ。
いつまで進んでもドアノブが見つからない。疲れてきた。やたら眠くなってきた。寒くなってきた。音がなくなってきた。世界が広くなってきた。僕一人だけになってきた。壁がなくなった。あわてて戻った。壁がない。どこにもない。僕はおーいと呼びかけた。声が出ない。僕はここにいる。どこに?誰か助けて。誰が?
遠くから2つの光りが猛スピードで接近してくる。車だ。動けない。ひかれる。次の瞬間また真っ暗になる。いや、すぐ明るくなる。暗くなったのだろうか。分からないくらいの短い時間だった。2つの明かりは後ろに遠ざかっていく。僕は車にひかれた猫を抱いてドアノブの前に立っていた。
鋭器は、例えばナイフとかは刃こぼれするから嫌いだ。刃を研ぐのは難しい。手作りできないから愛着が湧かない。
鈍器で死んだ死体はおもしろい。陥没したり、変形したりと造形の美を感じる。この人体に残った形の歪みは死因の証。
鈍器は一撃で殺すことができる。後頭部に一発。そっと忍びよってガツン。手にしっかりと伝わるあの重み。グシャリと中に埋まった鈍器を取り出す時のあの重み。
生命を奪う鈍器の重み。不思議な重み。それは数値で表すことができるのに。
それは、生命の重みとおんなじだ。
生きた猫の重み。不思議な重み。暖かく、かすかに震えるやわらかなあの重み。
でも死んだ猫の重みは生きていた時と同じ重みなのに全然軽く冷たく動かず固いだけ。
施設入院時からいた僕の猫。今日車にひかれた僕の猫。君の重みは不思議じゃない。
大切だった僕の猫。でももう死んだから、エボラ感染るのいやだから、不思議な重みがもうないし、精液交じりのティッシュの中に、君も埋もれて焼かれなよ。僕も後から行くからさ。
選ばれただと…。こいつら…選民思想主義者だ!!
おのれ選民思想主義者め。呪い殺してやる。私は秘密の呪文を唱え始めた。
「びるびるびる。ぎがぎがぎぎぎ。ごごごごご(秘密のため仮)」。
相手は「もしもし?!」とか言っている。この呪文が効き始めるとそう言うのだ。20 秒がたった。発狂したのか笑っている。なかなかしぶといな。さらに 20 秒。電話は激しくガチャンと言って切れた。呪殺の成功だ。彼は死んだ。ばーらーもーーん。
こうして死んだため同棲している猫が野良になったりするのだ。命を預った以上は猫と暮らし始めたと同時に遺言とかで自分が死んだ後の猫の生活を保証しないと駄目だ。子猫が生まれたから捨てるなど言語同断。よく僕の家にこっそり猫を捨てていくクソ共が毎週のようにいるが、見つけた時点で爪剥して目に針刺して指を折ってスネ折って自分の肝臓食わせてクソが肩まで溜るまで樽の中に監禁しています。こういう奴らが世界を駄目にするんだ。だから手の平に黒い紋章を持った人々で暮らすユートピアを創らねばならない。もちろん僕が統治者だ。その時こういったクズ共は死に、地上には我々だけが残るのだ。
そう言うと人々は笑うだろう。でも想像してごらん。猫が車にひかれない世の中を。占いも予言も幽霊もいない世の中を。人も動物だという世の中を。
Cold turkey に追われつつ Imagine を聴きながら。
眼鏡に付着した細菌を調べてみた。案の定スピロヘータやインフルエンザウィルスが付着している。だが、別に見たことのない細菌はいない。どれかが突然変移したのではないだろうか。道民が危ない。クオリティを読んでいる場合ではないぞ。ナパームだ。殺菌消毒をしなければならない。
自衛隊に電話した。とにかく白石区をナパーム弾で焼き払ってくれと伝えた。「ニッポン ナンカ 紙 ト 木 ダカラ ヨク 燃エルネ」とアメリカンジョークを飛ばしつつ、いかに私が心配するのを止め、ナパームを愛するようになったかを話したにも拘らず全く話にならない有り様だ。自衛隊に話した僕が間違いだった。ナチを憎むものがナチに仕事を依頼するようなものではないか。反戦・反核を誓うものが文藝春秋に連載するようなものではないか。三島由起夫のハラキリを非難するものが三島由起夫文学賞を授賞するのと同じではないか。こんな毎日殺人の練習をしている殺人鬼集団なんかに頼まず、自分のナパームを使うことにしよう。
う、このナパーム信管作動しないじゃん。しかたない。近頃寒いし、盛大に放火して暖でもとろう。それと同時に細菌も僕滅できて一石二鳥。いや、それよりワクチン作って独占販売にして世界を支配しよう。資金が必要だな。銀行に行ってお金を取ってこよう。
そこのオヤジ、金庫の番号何番?こんなにもらってなんか悪いな。運び切れないから猫たちに運んでもらおう。うるさいな。表のパトカー静かにしろよ。何しに来たんだ?ああっ!!猫が来ないと思ったらパトカー共は僕の猫をひきまくってるじゃないか!!僕が運べるだけの金ではワクチンは開発できない。あいつら僕のワクチン製造を阻止して人類を絶滅させる気だな。
車にひかれた猫たちよ。僕がきっと世界を支配してあいつらに復讐するからな。君たちの弔いの句を詠もう。
るらるるる れるらるるるる るららるる れれれるるるる らりるるる