暑いから自動販売機の横で休んだ。 お金がないからドリンクが飲めないからほかの人が買って飲めないように妨害する位置で休んだ。
足元の視線によって僕に似た猫を見つけた。
擦り減っている。
車にひかれて引きずられてこうなったと車にひかれた猫の目玉が言った。おしゃべりな目玉はどんどんしゃべりだした。僕の耳は擦り減っているのでよく聞き取れないからどうしようと思いながら適当に相槌をうった。話が途切れた所で「何か冷たいものが飲みたいね」と言ってみた。
「さっき僕が言った。」と目玉に言われた。