んべんょしちた


真夜中散歩していたら砂漠に迷い込みました。

360度見渡す限り地平線だし、どっちに進めばいいのか分からないからぶらぶらしていました。

おしっこがしたくなったけれどトイレがありません。

あっても公衆便所は汚いから入りたくないです。

どっかに大手外資系のビルがないかな。トイレ、綺麗そうだし。

お、おしっこ。

しかたないから立ち小便することにしました。

いつも壁とかに向かってしているから何の遮りもない所でポツンと立ってするのは恥ずかしいのでしゃがんでしようか、と思ったけどそれも恥ずかしいな、と思って立ってしようと思ったけど、し終わった後に水で手が洗えないのは困るな、と思いました。なぜならおしっこしたあとに手を洗わないと手が痺れたように熱くなる不快感があるから手を洗いたいのです。

し、しっこでる。

どうせ誰もいないんだし後ろに歩きながらおしっこをしてみました。

そういう時に限って 69 人の観光客を乗せたバスが音もなく近寄ってきてみんなが僕を見るんだ。

猫をひいているんだよ!貴様らは!

車にひかれた猫の血で手を洗ったのは貴様らのせいなんだよ!!