ガラス栓

窓を見たら僕が僕を見ていたから石で僕を叩き割る。

破片に僕の一部が見えているから背を向けて走り去る。

三角形のガラス片が手に埋まっている。

痛いけれどガラス片で蓋をしておかないと車にひかれた猫みたいに血が出て死んじゃう。

抜くとドクドク血が出て体をガクガクさせて死ぬんだ。

だから抜かない。

こうやって動かないで寝ていれば治るはずだもの。