おじいさんは山で死を待つばかりに。
おばあさんは川へ洗濯に。
いろいろあって大きな桃が流れてきました。
桃は大きくて重く家に持って帰るのは大変なので実の部分だけを切り取り種は捨てようと思いました。
おばあさんはいつも持ち歩いているナイフで桃を
ざっくり
切ると中から車にひかれた猫が出てきました。
おばあさんの動きがしばらく止まりましたが
ほしいのは実の部分だけだからと
車にひかれた猫を川に捨てて念仏を唱えました。
という話を川に流れている車にひかれた猫を見て思いました。
ニンゲンなんて嫌いだ。