猫の集会に出席したいけれど露骨に嫌がられる。
だから猫の集会にドラム缶を置き、朝から隠れていた。
小さな覗き穴があるから様子は見られるの。
トイレに行きたくなったけどドラム缶から出入りするところを猫に見られたらまずいので我慢。
足も痺れた。
狭い中で体育座りなのでストレスが溜まる。
絶叫しながら走り回りたい。全裸で。
ようやく夜。
猫があちこちからのんびりと出てきた。
こっちの気も知らないで!キーッ。
あ。
…。
見つかった。
なんでそんなところにいるのか詰問されたから
車にひかれた猫がいるかと思って、とつまんない言い訳をしてしまった。
半べそ。