川で死んだ鯉が流れていた。
妙に白い。
大きいから両手で持ち上げる ( ハトヤ… )。
死んだ鯉を集めていけば 5 月に死んだ鯉でこいのぼりできるかな。
毎日川に通うけれど死んだ鯉はいない。
鯉も賢くて僕はパンをくれないと分かるんだな。
そういえば家に置いた鯉が腐っていく。
死んだ車にひかれた猫が死んだ鯉を食べている、ということかな。
僕も日々死に近づいているのは誰かに食べられているのかな。