もう何ヶ月もご飯を食べていないから外に出ることにしたよ。
そうしたら扉にセミの幼虫がビッシリ止まっていた。
ドアの部 ( ドアノブの誤変換だけど、あまり間違いじゃない感じ ) にもミッチリいるから潰せないから眺めることにしたよ。
背中が割れて濡れた白いセミが出てきた。
羽も分厚い感じ。
それが数時間で徐々に茶色くなって乾いて羽が透明になって僕の知っているセミになっていく。
でも白いセミも、もう僕が知っているセミだ。
13 年や 17 年に出てくる素数ゼミとか 232582657-1 回の淘汰なのかな。
セミを食べるところもあるんだよね。
お腹空いていないし、さっきまで見ていたセミだから食べるの抵抗があるよ。
でもパリポリ食べたよ。
食べたくないから泣きながら食べたよ。
そうしたら車にひかれた猫も一緒になって食べてくれたよ。