心が痛いから侵食される美しい白浜に埋めることにした。
でも埋めたら地中は真っ暗だったから目の前の青い海に沈めることにした。
白化する珊瑚とオニヒトデはいいけれどダイバーが横でピースピースするのが我慢できない。
だから青い海の上の青い空にばら撒いたけれど排気ガス臭くて滞空時間は僅かですぐに海に戻り雲になって雨になってヒトで満ちた大地に堕ちた。
それならと青い空の上の上の上の暗く明るい宇宙へ。
コブを作りながらデブリを抜けたと思ったら宇宙ももいろサンゴがニンゲン共が宇宙葬と称して臭い死体を捨てるようになるよと手を振って警告してくれた ( ありがとう。でも君はそこから動けないんだね )。
月から漁火を眺めていたら 3 丁目に車にひかれた猫がいたから拾って家に帰ったよ。