「七夕」と書いて何で「たなばた」なんだろう。
「しち」「せき」とか「なな」「ゆう」なら分かるけれど。
「た」「なばた」かな。「たなば」「た」かもしれない。もしかしたら「たなばた」「」とか。「」「たな」「」「ば」「」「た」「」「」もありえる…。
昔は「棚機」と書いたのか。「機」が「ばた」?織機がバタバタ言うからかな。
牽牛 ( 彦星・アルタイル星 ) と織女 ( 織姫・ベガ星 ) の間は 14.8 光年。
この二人のことを考えた昔の人はこんなに距離が離れていたと考えたかな。
紀元前 200 年頃にエラトステネスは地球の大きさを割り出したし、天の川の両端に恋人を置いた詠み人知らずな方も距離を知っていて、それでも会う、と考えたかもな。いや、そうだね。
僕もどこかの通りの向こうにいる車にひかれた猫を浴衣姿の人たちにじろじろ見られながらも会いに行くよ。