空く夢

先日切断した腕がまだ生えないから車にひかれた猫を運ぶのが大変。

わ。また車にひかれた猫 ( 何故か正確に何匹拾ったのか数えられないし記憶できない )。

もう持てないよ…。

あ、でもこの腹の裂けた車にひかれた猫をハンドバッグにして、この車にひかれた猫を入れればいいかな。

大きさが合わず入らない。

ハンドバッグ…。ハンドバッグ…。ハンドバッグ…。

腕を縦に切断して挟めばいいかな。

ノコギリがないか…。

口に咥えればいいんだ。

咥えようと思ったらボタッと別の車にひかれた猫が落ちた。

もう咥えていたのか。

頭の上には?

ズルリと車にひかれた猫が落ちてきた。

僕の周囲には持ち切れない車にひかれた猫が散乱。

肉団子にして転がせばいいか。

接着剤があれば簡単なのに。

ここで寝てしまっては全て取り上げられてしまう。

部屋に戻ってしまう。