車にひかれた猫

僕はほとんど嘘しか言わないから信じてもらえないのだけど、

夜空がこう見えたことがあるし

昼間もこう見えたことがあるよ。 ( デスクトップでプラネタリウムできるフリーソフト「Stellarium」より )

僕は目が見えないんだから見えるわけないじゃん、と言われるけど、昔は見えたもの。

空一杯に数百キロの絵が見えるの。

ナスカの地上絵みたいに空に素朴な絵が描かれるの。

それに視線を感じて振り返ったら巨大な目が雲に隠れたこともあったし。

気のせいなのだろうけど。

夢や虚偽記憶や過誤記憶や FMS なのだろうけど。

ガムを一日何個も噛んでいると、噛まないと口が寂しいし、

車にひかれた猫をなでたり、足にチクチクと毛が触れていないと寂しい。

でも何もかも幻だったみたい。

そう言えば会えるから!