(車にひかれた猫の)蝶よ(車にひかれた猫の)花よ

2022/9/24

ツクツクボウシを聞かずに秋分すぎた

ハエも減ったな。夏の車にひかれた猫はウジが風物詩だったけどメッキリ減ったじゃん

草や木が減ったものな

花や一部の木は不自然にあるけれど

配置も均等で不自然

ここ数年ゴキブリは安全にヘイトを言える対象に

G とか忌み言葉にして、それでますます恐怖が膨らんでいる感じ

そりゃ僕も嫌いだよ。口の中に入れたときの激しく動くギザギザ足の力強さや、口いっぱいに広がるゴキブリ独特の油臭さとかさ

でも蚊と違ってニンゲンあまり殺さないし

その嫌悪憎悪の心がゴキブリ的に不快

そういえばジャノメチョウは車にひかれた猫に群がっていた

なぜ万葉集には蝶の歌がないのか

万葉の時代、実は蝶の歌はいっぱいあるけど選者の趣味で選ばれなかっただけの可能性はないのかな

死や不気味なものを詠むヒトは古今東西いるし

数百年後の小林一茶さんは蝶をたくさん詠んでいるし

西行さんの『ませにさく花にむつれて飛ぶ蝶の羨しきもはかなかりけり』は現代と同じ感覚

仮に万葉の時代に詠まれなかったとしたら、その意識の変遷はなんだったんだろうな

夏、汗をかくとツマグロヒョウモンがよく寄ってくる。アミノ酸やタンパク質が好きだから

それを知ると

おきよおきよわが友にせむぬるこてふ 芭蕉

懐へ入らんとしたる小てふ哉 一茶

は微笑ましいけど、実は友は死んでいたり、アミノ酸を求めているだけかと思ったり

何事ぞ手向し花に狂ふ蝶 漱石

墓場で花か人肉にひらひらまとわりつく蝶が目に浮かんですご

ところでツマグロヒョウモンのさなぎの金色の突起すごいよね

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%B3#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Chrysalis_of_Argyreus_hyperbius.jpg

光と影ともつれて蝶々死んでをり 山頭火

蝶とぶや此世に望みないやうに 一茶

ぞくりとする

ところで

べつたりと蝶の咲たる枯木哉 一茶

蝶一つ舞台せましと狂ふ哉 一茶

は蝶ではなく蛾じゃないかと思う

ドイツ語もフランス語同様、蝶と蛾を分けない Schmetterling

蛾と蝶の違いは触覚の形や夜行性や羽を開くとか毛虫かどうかはどれも例外があって見た目では分類できないけど、なんとなく、ヒトに好まれるのが蝶、ヒトに嫌悪されるのが蛾な感じがする。例外多いけど

バタフライはてふてふみたいにバタバタしているからかな

イタリア語の farfalla もてふてふしてる。もしくはてふてふは farfalla してる

やたらに咲いててふてふにてふてふ 山頭火

カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょ

2 でいうとニカメイチュウ。漢字だと二化螟蛾。中二心くすぐる

二化は一年間に二世代繰り返すこと。ちなみにショウジョウバエは一年に 30 世代

てふてふが1匹 韃靼海峡を渡って行った 安西冬衛

波に飲まれたか!と思ったらひらひらと姿が見えて安堵&はらはらする

I have butterflies in my stomach って感じ

シジミチョウを口の中に入れたとき必死にぱたぱたしていたな

小灰蝶。コバエだったかもしれない

いや、ハエは口の中でゴツンゴツンと痛いから違う

車にひかれた猫は口にいれても死ーんとしてた

赤ん坊は口になんでもものを入れても許されるのに

僕は許されないのか