2023-10-16
星が一つもない宇宙で 137 億年先の車にひかれた猫を探して 2 日目
137 って「意味無い」のイミナに読めることに気づく
しょうもな
意味がなくて悪いことと
意味がなくても良いことってあるし
悪いことが悪いことじゃないこともある
だから意味がないことは意味がない、ことも意味がない
まだ 2 日目だから車にひかれた猫はいるはずないけれど
「車にひかれた猫はどこかなー」と声を出してみる
空気はないから音としても伝わらない
くるっと振り返ってみる
後ろで車にひかれた猫たちがパーティーグッズを持って忍び笑いしていないかなって
そんなことは一度もなかったけれど
3 日目、死んでいても車にひかれた猫を抱くのは気持ちよかったな
抱いたり撫でたい
666 年先には撫でるための僕の手も頬もなくなるんだろうな
69 億年先は逆方向の方がよかったんじゃないかと詮無き事で何度も苦しんだり
137 億年が近づき、別に 137 億年目で車にひかれた猫が見つかるわけじゃないと自分をたしなめ戒め
666 億年が過ぎても星はあっても車にひかれた猫はいないかもしれない
でもそれは毎夜、車にひかれた猫が見つからないからと探すのをやめない日々と同じ
そんな夜を 666 の 69 乗億回繰り返すだけ
なにもないから 5 日目でこれらを考える
これから何を考えようかな