諳す

2023-11-11

「諳す」は「そらに・す」

精選版 日本国語大辞典によると

〘他サ変〙 暗誦する。暗記する。そらんずる。

例文として

※大唐西域記巻十二平安中期点(950頃)「其の理を究めずして、多く其の文を諷(ソラニス)」

論語読みの論語知らず的な

そらんじるは空煮のだし汁みたい

ぐつりんこぐつりんこ (c) 椋鳩十

車にひかれた猫のこと多く書くけれど

車にひかれた猫のことを究めていない

車にひかれた猫は無限なので究めることはできないだろうけど

其の理を考えるために書く