2023-12-04
「実は書評が苦手」 韓国文学ブームの引率者、翻訳家・斎藤真理子が書評では書けなかった思いを綴った読書エッセイ | AERA dot. (アエラドット)
斎藤さんは〈一冊の本に他の本の記憶がぞろぞろとぶら下がり、連なり、揺れている。そんな眺めについて書こうと思う〉と、綴る。
「本を関連づけて読むのは、私だけではないでしょう。どんな人にも、その人なりの取り換えがきかない文脈があって、そこに連なる本があるはずなんです。私の本の好みは偏っていて、古い本のことばかり書きましたが、どんなに古い本にも今につながる栞がはさまっているんですよね」
そうそう
本に限らず映画や音楽、その MV、漫画、メールでも
ライターさんは
誰でもその人だけの「本の星座」を持っている。自分の人生につながる本が、そこで輝いているだろう。
と「本の星座」と表現
星の星座は綺麗だけど、自分はそのままシナプスやニューロンの CG を思い描く
青く黒い空間に複雑に連結された太かったり細い筋繊維に眩しい光が行き来
シナプス可塑性により何でも車にひかれた猫に繋がるけれど
向こうからこの作品は?あの作品は?と駆け寄ってくる
光は同じルーメンなのに笑っていたり泣いていたり
その光で何も見えなかった夜道を照らして
車にひかれた猫を拾い
新たな光にする