埋る理

2023-6-10

車にひかれた猫を拾っていると

666 千回くらい鳥の死骸を見かける

鳥は拾わない

家に車にひかれた猫がいるから鳥を追いかけないか心配だったり(死者の追いかけっこ)

鳥の死体って持ち帰っていいんだっけと

生きている野鳥は鳥獣保護法で禁止されている

死んでいる鳥には及ばないけど

鳥にとって広い家でも狭いと思うから

じゃあ車にひかれた猫は拾って家に持ち帰っていいのか

ダメだと思う

でも埋めるのはいいと思う

猫同士の別れは必要

腐敗がはじまる手前の数日で別れが終わる印象

鳥の死骸に戻るけど

道の端っこに落ちていない鳥に関しては

空を飛んでいて死んでポトリと落ちる印象

落ちた時点で生きていたら目立たない場所に移動すると思うから

空で突然死ってなんだろうな

ニンゲンでいうと歩いていて心肺停止と同じかな

猛禽類に襲われて致命傷の場合、猛禽類が見逃すと考えづらい死

鳥は死を感じると地上ではなく空で死にたいと考えて空で寿命を迎えるとか

鳥は空だから土に埋めると空が見えないから埋めない

ペンギンやダチョウは?と聞かれるけど

今まで道で死んでいる飛べない鳥を見たことがない世

じゃあ猫はなんで埋めるかだけど

キャットタワー的に本棚の上やダンボールの中、外が見える窓のへりに埋めている

YouTube や Tumblr でドアの扉の上に器用に座る猫を見かけるけど、生きていたら落ちないんだろうけど死んでいるとすぐ落ちる