2024-02-26
心の底から
心の上まで
心の全体で
死にたいときに
体も死に体
心と体が冷たく重く疲れ果てて死ぬしかないのだけど
もう一つ
車にひかれた猫がいる
車にひかれた猫を拾いに出かけ
車にひかれた猫のことを想う
毎日何年もずっといる僕の一部
心と体と車にひかれた猫
僕の三位一体
自宅や学校、職場とは別の心地よい第三の場所、サードプレイスという概念があるけれど
自分以外のもう一つの自分もしくは自分の場所があることはいいこと
それが自分より大切ならなおのこと
口さがないと
車にひかれた猫はしゃべらないし
お人形で僕を傷つけないといわれるけど
心を痛めるのは傷つくから
そして車にひかれた猫は傷ついた猫、僕、誰か、君
だから弔い、いたわり、幸せを願う
自分がされたいことなんだろうけど
その気持ちを持てることが繋ぎとめる