2024-09-03
何人かの唯一神と
たまにいる多神教の神とつるんで
自殺者が持つ遺書を誰かに見つかる前に読むことを趣味にしていた
(彼らと笑いの趣味が違ってもうやっていない)
遺書を持っていない自殺者がいる
大抵は家に遺書が置いてある
遺書を持つ自殺者は孤独が多いから好き
みんなは信者がいるから遺書を読んで笑えるけれど
僕らに遺書を取り上げられて誰にも読まれない遺書も孤独
車にひかれた猫もそれ自体が遺書みたい
車にひかれた猫は自殺じゃないだろと爆笑される
もちろんちゃんとした神もいる
僕とは無縁だけど
縁あっても衆生じゃなくても度し難し