僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?


何ぃ

7、8日は施設の入試でした。だから、在校生は施設に来てはいけない日でした。知ってました?知りませんよね。僕だって知りませんでしたよ。

入試の日はおでん、豚汁が無料奉仕していました。僕も欲しいなーと近寄ると

男A「あ、あの人は?」
男B「シッ!!彼は在校生」(小声で)

とかいって愛想よく配っていた手を止め、僕を無視しました。

■■「くれくれ!!くれくれ!!」(タコラ)

と言うわけもいかず、朝っぱらから学校に来てやったのに帰るはめになってやがりました。いつも9時から16時30分まで学校にいるため、9時から16時30分の外を知りません。いい機会なのでこの時間帯を散歩することにしました。

今日は入試で駄目だった
明日も入試で駄目なんだ
僕ってとっても可哀想
だから散歩をしてるんだ
だから仕方がないんだよ

ランレ
ランレ
ランラ
ランラ
(唾が乾くまで無限リフレイン)

こんな歌をお共に散歩することにしたんです。こういう説明ソング(ニュージャンルか?)を歌いながら散歩すれば

主婦A「ま、いい歳した若い男がなんでこんな時間散歩?!」
子供A「ママー、僕、絶対あんな大人にならないよー」

なんて言われなくてもすみます。ただ、この歌ではリフレイン部分に入ると通り過ぎた人はなんだか分かりません。そのため、リフレイン部分は人が通る時はパッと説明部分に移行するようにして歌いました。

今日は入試で駄目だった(ドン)
明日も入試で駄目なんだ(フギャーッ)
僕ってとっても可哀想 (ギニャギニャ)
だから散歩をしてるんだ(ニャーッ)
だから仕方がないんだよ(ニャア…)

僕の歌に即興で参加してくれた猫がいます。一緒に歌おうランレランレと思って下を見ると車にひかれた猫が血ぃ流して死んでいました。

僕は一人だ。


恨むは

恨むは車
恨むは人間
恨むは進化
恨むは誕生

恨むな車
恨むな人間
恨むな進化
恨むな誕生

車にひかれた猫たちよ
恨むは全て
恨むな全て


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