ハムスターなら虫を食べるから便利だよな。でも、ハムスターは車にひかれた猫に食べられるからなぁ。
そういえば『えびちゅ』というハムスターマンガを借りた。『えびちゅ』の意味が分からなかったので辞書をひいた。載っていなかった。でも、『葡萄茶』と書いて『えびちゃ』と読むことを知ったのは勉強になった。
と思っている人がいるかも。こんにちは。■■です。
僕の部屋は一階の一番端っこです。それでもって扉の立て付けが悪くて扉の下に透き間が空いています。そこから入ってくるのです。確認しました。1時間に4匹入ってきます。部屋が暖かいから入ってくるのでは、と思い
部屋が暖かいじゃあーりませんか
バウバウ
訴えてやる
カッター買った
コマネチ
とか寒いことをしてみました。効果ありませんでした。
部屋にいる車にひかれた猫たちの腹を空かせてダンゴムシを食べざるをえない猫にすればいいんだ、と思いつきました。僕だけが食べ物を食べているのはずるいので僕も我慢しました。
…ダンゴムシは苦いです。
「雪が家の陰には残っているね」
「にゃー」
「フライドグリーントマト食べたいね」
「にゃー」
「昔々ジジィとババァが住んでいたよね」
「にゃー」
「ロケット発射だね」
「にゃー」
「宇宙人のサイン持ってるよ」
「にゃー」
といった感じ。でも何だか変な感じ。鳴きすぎる。それに歩くのに首を動かしすぎる。
ひょいと猫の脇に手を入れて持ち上げ、猫の目玉をのぞき込む。
新田次郎がキチガイの目は四次元の光を宿していると言っていた。きっと、この車にひかれた猫の目玉がそれだ。壊れているんだ。壊されたんだ。車に。