僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?


蟻が来た

目が覚める。横を見ると1ミリの蟻が2匹歩いていた。

驚くことはない。拾ってきた車にひかれた猫に付着していて家を歩いているのはよくあることだからだ。

だが今回は違った。まだいる。まだまだいる。もっともっともっといる。むがーっ。うごーっ。ぎしゃーっ。

どこか家に隙間があるんじゃないの。なにせ扉の隙間からダンゴムシが入ってくる家だし。

ああ、ここだ。この壁の隙間だ。蟻殺す薬買ってこよっと。

というわけで生協に着いた。『一人はみんなのために~』という歌が延々と鳴っている。共産主義しているなぁ。

蟻用ミサイルとか売ってないかな。アリコロリだって。ケケケ。巣に持ち帰って蟻全滅!なんてのもあるぞ。うしゃしゃ。

いろいろあって悩んだ末に蟻の嫌いな臭いで蟻退散!を買うことにした。

生協の中をダラダラ歩いていた。『鬼殺し』というのを見つけた。鬼を殺せるくらいなら蟻なんてイチコロじゃない?すげー毒が店に売っているものだ。ロシア軍や中国軍からの放出品かな。ちょっと大きいけどそっと服の中に入れて帰りました。

蟻なんかにこの毒を使うより人間に使おう。使用量が書いていないぞ。よーし。全部を厚別川に流してヒトコロリだ!!

明日の新聞が楽しみです。


壊して直して壊して直す

カーペットについた猫の毛をガムテープでビタビタ取っていた。ビタビタ。
カーペットに染みた猫の血に染み落しをトクトクと垂らした。トクトク。
カーペットに落ちた猫の骨をゴミ箱にポイポイ捨てた。ポイポイ。
道路に横たわった車にひかれた猫をヒョイヒョイ拾った。ヒョイヒョイ。
そして一週間がすぎた。
また一行目からもう一度。
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