僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰？
ツナベジー
雨が降っていましたコンチクショー。ピザ注文しましたナンノコッチャ。メロメロだったので車にひかれた猫をむしゃぶり喰っていましたヤメロー。
靴がないからだ
部屋の隅のゴルフクラブが気になります。隙を見せたらガツンと殴られるかもしれません。
「トイレに行ったら？トイレに行ったら？トイレに行ったら？トイレに行ったら？」
彼は苦笑しながら１階のトイレに行きました。その隙に僕は窓を開けてゴルフクラブを捨てました。あっちに車にひかれた猫がいたので窓から外に出ました。靴を履いていないので足がちくちくしました。靴を履いていないから車にひかれた猫が見つかりませんでした。
顎力
両腕が肩から腐れ落ちた。腕がないとうまくバランスが取れない。僕はばたりと倒れる。腕がないと起きあがるのが大変だ。腹筋に力を入れて立ち上がる。腕を拾う腕がないので口でくわえる。片腕しかくわえることができない。右腕をくわえ、左足を蹴りながら家に帰ることにした。顎が痛い。疲れる。腕をまたぼたっと口から落とす。
休んでいると血まみれの小さな小さな車にひかれた猫をくわえた猫がこっちを見ていた。視線が合った瞬間猫はぱっと走っていった。猫の顎ってすごいな、と思った。家はまだ遠い。
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