プーティウィ

2023-4-23

よく寝た

おはよ

すっきり

3 月に書こうと思って頭の中でぐるぐるしていたのをウグイスの鳴き声で洗い流して書く

2023-3-1 に

を読む

谷川俊太郎が好きで、死について語りたいけど

この記事の 2 日後に亡くなった大江健三郎の思い出と鳥について書く

光さんがはじめて発した言葉は「これは、クイナです」

僕は職質を受けて「これは、車にひかれた猫です」と答えたときに このことを思い出して笑って頭がおかしいんじゃないかと思われたけど

「これは、クイナです」を知っていればおかしいことじゃない

例えば、この話を知っていれば

が響く

知っていてよかった

知ることで苦しみはあるけれど

苦しみを乗り越えるために知り

それによって苦しみが増し

さらに知ることによって乗り越えるインフレ方式

大江健三郎といえば<物>や<レイン・ツリー>のように<>で括るのがかっこよくて

2022-03-20 ざらざらちくちく で<施設>と書いたときは意識したよ。作品とか一切関係なく上辺の形だけど

それと『いかに木を殺すか』に『メヒコの大抜け穴』ってあるんだけど

メヒコって何のことかさっぱり分からなかったんだよね

1980 年代、インターネットとかないし聞ける人もいなくて

それが 2001-09-11 のアメリカ同時多発テロのあった日にメキシコに行って

メキシコ国境の職員が「メヒコ」と言っていてメキシコのことかと偶然分かり大江健三郎的だと思ったよ

それと『死者の奢り』が都市伝説の死体プール洗いアルバイトの元ネタだよね?

僕も僕なので車にひかれた猫を洗っていると「僕」と混乱、混同したな。今もたまに

それとユマニスム

ニンゲン以外の人道主義・博愛主義になりたくて

車にひかれた猫病院代のお金目的でノーベル平和賞かノーベル車にひかれた猫賞ほしい僕としては

ヒューマニストだとニンゲン臭が強くて

ユマニスト表記は好都合

衒学的なのは少し影響受けているかも

でも谷川俊太郎やアメリカヒューマニスト協会名誉会長のカート・ヴォネガットみたいになりたいのに

伊集院光つながりで昨日「100分de名著」で金子みすゞが再放送していて

金子みすゞみたいに七五調で書きたいと思った

あと谷川俊太郎みたいに誰もが知っている言葉で書きたい

それとカート・ヴォネガットの鳥といえば『スローターハウス 5』

作中たびたび「プーティウィ」と鳥が鳴くのだけど

その場面、状況によって同じ活字の「プーティウィ」の聞こえ方がまったく違う

読み進めていくとこの先「プーティウィ」と鳴くことが分かるので

ページをめくる度に頭の中はそのプーティウィがさえずる。見事すぎる

今は本を捨てたくなくて電子書籍で読んでいるけど、この本だけは紙の本で読みたい

この本では死が出るたびに「そういうものだ」って出るんだけど So it goes の翻訳と知り Intel inside のような名訳だと思ったよ

カート・ヴォネガットのユマニスムでいうと『スラップスティック―または、もう孤独じゃない』

スラップスティック。どたばた喜劇

「誰も孤独にしない」を実現させようとする

なのでキチガイと思われる

素晴らしいことなのに

そして「愛は消えても親切は残る」と

なにも持たず、なにもできなくても、親切にはできるから車にひかれた猫には親切にしたい

プーティウィ