臆病物

5/28 にカフカのことに触れたけど

5/29 に『カフカ断片集』が出たんだね

カフカが元気か気になってググって知る

「海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ」だって

なんて美しいんだろう

ため息が出ていた

「断片的でなければならぬ」石川啄木 「永久の未完成これ完成である」宮沢賢治

僕も断片書く!

というかさ、言われれば断片だよな、ってなるけど

自分で断片!と思いつかない悔しさよ

うえーん

2000/10/02 臆病者でも『門』に触れている

『門』は門の前の鬼が怖くて通れない男の話

2000 年の僕、いいじゃん

僕、好きだな

僕、僕、好きだな

僕は僕のこと好きか分からないけれど

(車にひかれた猫は変わらず好きだよ)

当時の僕は夜や痛みや死を恐れていた

蒸し暑いのに、クーラーもないのに、夜、窓を閉めて寝ていた。怖くて。痛さが嫌で

今は暑ければ窓を開けて寝て雨に起こされて窓を閉める

痛さも数時間、数日、数週間、数ヶ月だしね

最悪、死ねばいいし(最高)

そんな 2024 年の僕を

2000 年の繊細な僕なら見抜くかもな。孤独の恐れを

昔も今も変わらず

たまに漏らすけれど

ちゃんとは言えないことを

2048 年の僕、どうよ?