僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?


肺が出るまで引っ張ろう

ねえ、脳ミソ洩れているよ。手の上でぷるぷるしている。戻しておいてあげる。あ、脳ミソ雪に染みているよ。これは脳ミソじゃないのかな?よく分からないけどとにかく脳ミソ洩れてるよ。

ねえ、洩れているよね。返事くらいしてもよさそうなものなのに。分からないの?あ、そうか!脳ミソ洩れているからか。ん?手にまだ脳ミソが残っている。雪で手を洗おう。車にひかれた猫もタイヤ跡とか血で汚れているから洗っておこうね。

そうすると雪が汚くなったね。雪はどうやってキレイキレイにしようか。火で融かそう。雪が消えていくよ。汚いのが消えていく。消えたのはどこにいったんだろう?

蒸発して僕の肺だ!!僕の肺はどうすればキレイキレイになるのかな。病院に行けばいいのかもしれないけれど、病院はお金かかるしイロイロあるからやめておこう。舌を持って引っ張れば肺がずるずる出てくるかな。

お、おええぇぇ。

目から涙出る。舌引っ張るとおえっとなる。負けずに引っ張ろう。肺が出るまで引っ張ろう。


ンガング

出ないからやめた。やめやめ。2時間くらい頑張ったが駄目だ。肺はおろか器官すら出ない。僕は肺が汚れたまま死ぬんだ。あーあ、かーなしいな、悲しいな。

悲しいから脳ミソ洩れてる車にひかれた猫の尻尾もってくるくる回して歩いた。脳ミソがぴゅんぴゅんあたりに飛び散る。へいへい!!みんなどいたどいた!!脳ミソ様のお通りでいっ。脳ミソ服について職場行ってみろってんだい。いいか、こうなるんだぞ。

(軽快なメロディー)

同僚(アナゴ君とか)「おい、ノリスケ(仮名)。その染みどうした?はっはーん、さては(自主規制)だな~」

社員0号(ノリスケ)「おいおい、アナゴ君そりゃないよ、いくらなんでも(自粛)だぜ。家のサザエだって(爆弾発言)だよ。」

そんでもってそんでもって社員0号が帰宅したら帰宅したで…

タマ 「(自主規制)」

カツオ「(問題発言)」

フネ 「まぁ、(悪のり)!」

ワカメ「(しりうま)DA・YO・NE~」

そしてその結果…

サザエ「もう死にましょう。」

(「運命はこーやってドア叩く」ヴェートーベン『運命』より)

あーあ、最悪。ここではサザエさん一家(猛烈家族)の例でしたがこれを見ているあなた!!あなたかも知れませんよ~。へっへーん。他人の不幸は蜜の味。少し僕元気になったよ。あっはーん!


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