猫はうんこするとかける砂がなくても後ろ足でぱっぱっと砂をかける動作をしますよね。見ていて楽しい。本能なんだろうか。習慣なんだろうか。少ないながらも砂をかけない猫もいる。
それでもって猫にも便秘や下痢がちゃんとあります。まあ便秘はいいんだけどね。肛門裂けない程度に気張っててもらえれば。人間そっくりですよ、気張るサマは。みたいに人間を基準に物事を言うのは悪いことだね。同じ動物だからだよね。でも猫の気張る姿は結構マヌケ。人間もそうか?でも人間のは見ないからな。中国はトイレにドアがないというから今度中国行って観察してきます。
便秘は問題ないんですよ。問題は下痢。どうにかして!!ビシャーと液体うんこをばらまくんです。トイレに間に合わなくてね。
歯をくいしばれ!!肛門絞めろ!!
まじで叫んでしまいます。始末は僕だからね。外でしてくれればいいんだけど、下痢猫ってなんだか衰弱しているからやっぱり家に置いておかないとね。鳥の骨とかイカとか食べたりするとこうなるんだよね。
最後に脱糞。普通の猫はしませんよ。車にひかれた猫の死後におこる肛門弛緩のヤツです。ものすごい量です。ファンタスティック。いつもこんなにうんこって大腸に入っているんだね。ということは僕たちがトイレでうんこしてもあれで全部じゃないんですよ。まだ大腸にあるんです。それで死ぬとどかんと出してくれます。
次は猫ゲロかなとか思ったけど以前少し書いたから書かない(1995/08/09参照)。
そんな中にあって白銀を赤く染める車にひかれた猫の血は鮮やかで美しい。
「そりゃ、■■、あんた犬より猫が好きだからだろ。ヒイキ!ヒイキ~!!」そう言われるかもしれない。それは違う。ちなみにどっちが好きとは決められない。両方と暮らしたいと思っている。犬は広い庭がないとかわいそうだから今は一緒にいないだけだ。
私は白い雪を真っ赤に染めている車にひかれた猫の横に立った。車にひかれた猫の焦点の合わない視線は空に向いていた。死後の世界なんか信じない私だが、なんだか空にある天国かなにかを見ているような気がした。
その時の私は疲れ果てていて車にひかれた猫を持って帰る気力もなかった。小動物は自分の死んだ姿を見られたがらない。だから私は雪をすくって車にひかれた猫に落した。雪は車にひかれた猫の血をすってさあっと赤くなる。私は猫の姿が消えるまで雪を落した。