僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?


        車
        に
   車    ひ
   に 車にひかれた猫
   ひ    れ
車にひかれた猫 た 車
   れ    猫 に
   た 車    ひ
   猫 に 車にひかれた猫
     ひ    れ
  車にひかれた猫 た
     れ    猫
     た
     猫

イテテ…

車にひかれた猫が落ちていた。何だかかがんで拾いたくなかったので直立姿勢のまま手をぐーっと前に出した。僕の手と猫の距離は1メートルくらいある。いくら手をぐーっとしてもその距離が縮まらない。

打開策として足に車にひかれた猫を乗せ、足を上げて手まで持ってくるという方法を採ることにした。足が、つった。


あはん

家が燃えていた。寒かったのでちょうどよかった。車にひかれた猫と一緒に暖まることにした。ウーウーとうるさい赤い車が来た。うるさい赤い車からおやじたちが出てきた。僕はおやじたちに「うるさい」と伝えた。おやじ1が僕を後ろから羽交い締めした。おやじ2が車にひかれた猫を取り上げて地面にたたきつけた。おやじ3が赤い車の運転席に座った。赤い車がバックした。前進した。地面にたたきつけられた車にひかれた猫をメキメキと踏んだ。目が覚めた。夢精していた。

暗い方へ考えてしまう

今日は bekkoame 不調なのかな。うーん。メール出したけど届いているかなぁ。ちんぱい。

外に出た猫が帰ってきたら車にひかれた猫になっている時がある。また、ふいっと帰ってこない時もある。探すよね。どこかで車にひかれた猫になって倒れていないか。見つかるまで苦しいし、見つからなければ苦しいし、車にひかれた猫で見つかったら苦しいし。でも、なんであれもう一度見ることができればまだいいや。見つからないのが一番苦しい。どこかで幸せになっていればいいと思うけど、どこかで死んで腐っておもちゃにされていたら嫌だもの。

メールも探せたらいいのに。




なんて書いた15分後につながるや。やーねぇ。


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