僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?


手を叩いて数字の2

蜘蛛の糸が顔につきました。なかなか取れません。つかんで取ったはずなのにまだ絡みついています。きっと今頃服の上を蜘蛛が歩いているんだ。それでこっそり服の中に入って

「うがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

ゴロゴロゴロッ!!と転がりました。ふー。これで蜘蛛は圧死しただろう。

「う。」

恐る恐るさっきパンティーに入れた車にひかれた猫を取り出しました。あーあ。

ところで勝新。パンツ履いてるか?それと、玉緒っていつもああナン?


肛門見せてますか?

さっき転がったときに石にケツでもぶつけたせいかズキズキします。

鏡で見てました。

うわ!!割れてる。って普通割れてるのか。びっくりさせるなよ。しまいに怒るぞ。そういえば犬や猫って割れてないな。そのまま肛門見えるし。散歩している犬が僕に肛門見せて歩いているもの。車にひかれた猫もだ。なんか卑猥だよ、君。って言われてもねぇ。


ウーフは何でできているか

日曜日、『美人刑事シルク ハワイアン・シンジケートを追え!』を観たのに『許されざる者』を見逃した■■です。月曜日になってもこんなこと書いているとはかなり悔やんでいますね。けけけ。ってむかつく。誰だよ、お前。って俺だし。いい加減にしろよな。それに自分!土曜日『ロレンツォのオイル 命の詩』を観終わってお風呂に入って深夜の『ポイズン』も見逃したろ!むがーっ!お前なんかこうだ!詩ね。わはは。さっき命の詩って変換したから「死ね」を「詩ね」って変換してるしー。いや、それはいいんだ。詩ね。てへー。またかよ。じゃねーっつーの。

自分の姿を一番見ていないのは自分だ。なんて言葉は誰が言ったか。確かにそうだ。死体になった自分を見る。ふーん。こうなっているのね。げー。こんな所にも毛が生えているんだ。ひゃー。ふへー。わー。ほー。

次は中身だ。包丁でザクザクと腹を切る。さっき食べたパンは…。うわ。ドロドロだ。う。さっき糞したのにまだ溜まっているなぁ。頭蓋骨って固いな。脳が見たいんだけどな。うーん。

結局脳は見れませんでした。でも、こうやって赤い僕の死体を見ると車にひかれた猫と何ら変わりがありません。ずーっと見ていると車にひかれた猫に見えてきます。不思議。ただ単に車にひかれていないで猫じゃないだけ。引き出しの中に車にひかれた猫の肉片と一緒に入れておけば数年後区別がつかなくなる。結局そんなもんなんだな。


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